「恥ずかしいから…」
「ちゃんと弾けるか不安」
「間違えたらどうしよう」
そう思うのは、とても自然なことです。
むしろ、みんな思っています。
でも、私が発表会で一番大切にしているのは、「その子が、その子らしく舞台に立てたかどうか」ということです。
完璧じゃなくても大丈夫‼︎
間違えても、止まっても、最後まで自分の力で弾ききる姿に、私は毎年胸がいっぱいになります。
「舞台に立つ」という特別な体験は、
・緊張しながらも、舞台に立ったこと
・間違えてもあきらめずに最後まで弾いたこと
・拍手をもらったときの、誇らしげな顔
こうした経験が、子どもたちの心に小さな“成功体験”として残ります。
その後のピアノへの向き合い方や、自分に対する自信に変わっていくのです。
発表会という目標があると、普段の練習も自然と変わっていきます。
「先生に言われたから練習する」から、
「○○ちゃんやおばあちゃんに聴かせたいから練習する」へ。
“誰かに聴いてもらう”という目的が加わることで、音楽が一気に“自分ごと”になっていくのです。
そこには、「伝えたい」「喜んでもらいたい」という気持ちも芽生えます。
ピアノがただの“習いごと”から、“心で奏でる音楽”へと変わっていく瞬間です。
発表会は、家族の絆も深めてくれる!
「家での練習が自然と増えた」
「きょうだいや祖父母も見に来てくれて、一緒に応援できた」
こんなご家庭の声をいただくたびに、発表会ってやっぱり大事だなぁと感じます。
ピアノは一人で弾くものだけど、そこに家族のまなざしや励ましや拍手があると、子どもたちはぐんと強くやさしく成長します✨
もちろん、家庭のご事情や性格的なことなど、発表会に参加できない理由もあると思います。
決して、出なかったからといって責めることはありません。
でも、もし「ちょっと不安」「出た方がいいのかな…」と迷っている方がいれば、
ぜひ一歩ふみ出してみることを、応援したいなと思っています。
発表会は、単なるイベントではなく、ピアノを通して「心が育つ」時間♪
ステージの上に立ったわが子の姿を見て、
「ああ、ピアノを続けてよかった」
そう思っていただけたら、指導者として本当に幸せです😊
さあ!今年の発表会まで2ヶ月を切りました!
舞台に立って演奏している自分をイメージして、「もし来週が発表会だとしたら?」と考えてみてくださいね!
今のあなたの演奏はどうですか?💦
いつでも発表できるように、日々の練習をしましょう!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました🌸