〜ピアノレッスンで育てたい“考える力”と“気づく力”〜

2025年07月12日 00:06

最近、レッスンをしていて強く思うことがあります。
それは、子どもたちの“考える力”や“気づく力”が、もう少し育てられたらいいのになということです。

もちろん、わからないことをそのままにせず、
「先生、わからない〜!」「忘れちゃった〜!」と聞いてくれるのは素晴らしいことです。

でも最近は、考える前にすぐ聞く子、そして、自分で気づこうとする前にあきらめてしまう子も増えているように感じています…



たとえば音符が読めなかったとき。
前に出てきた音と比べれば、ヒントはたくさんあります。

でも、
「パッと見てわからない」→「もうやりたくない」
「わからないからイヤ」→「練習もしない」
という流れになってしまうことも…。

そんな姿を見るたびに、
考えること・気づくことの“楽しさ”や“自信”につなげてあげたいと、強く思うようになりました。

最近私が大切にしたいと思っているのは、
そういった**「演奏がうまくいかない原因」に、自分で気づける力**です。

たとえば——

🔹指番号をよく考えずに適当に使ってしまったから、うまく弾けなかった
🔹一つ一つ音を読めば分かるのに、なんとなく見て弾こうとしていた
🔹先生に言われたことを思い出そうとせずに進んでいた

そんな、「あ、そうか!」という小さな気づきが、お家練習の習慣化にもつながると感じています。
十人十色😅なかなかそう簡単にはいかないかと思いますが💦

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🌱これからレッスンでさらに意識していきたいこと

🔸 「どうしてうまくいかなかったと思う?」
と問いかける

→ 正解をすぐ伝えるのではなく、考える時間を大切に。

🔸 “選択肢つき”の質問で考える力をサポートする

→「元気?静か?」「軽い?重い?」など、比べながら考える練習に。

🔸 「できた」ももちろん大事。でも「気づけた」も同じくらい大事!

→ 今までも「できたね!」と褒めてきましたが、これからは**「気づけたね!」にももっと目を向けていきたい**と思います。

🔸 まちがいを“気づきのチャンス”に変える

→ ミスをネガティブに捉えるのではなく、
「今ここで気づけてよかったね!」という前向きな声かけを心がけます!

🔸 感じたことを言葉にする“言語化”の時間も大切に

→ 「今の感じ、どんなイメージで弾いたかな?」と、自分の音を振り返る習慣を!
自分の弾いている音を聴けていない子が多いのが現状😅

🍀さいごに

これらのことは、これまでも私なりに意識してきた部分もありますが、今あらためてその大切さを強く感じています。

これからはもっと『自分で考える』『自分で気づく』力を育てるレッスンを意識していきたいと思っています。

「できた!」という喜びも、
「気づけた!」という実感も、
子どもたちにとってはどちらも大切な宝物!✨

これからも、そんな小さな“発見”を大事にできるレッスンをしていきたいと思います!

今回のブログは、私自信の決意みたいな感じになりましたが💦
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました🪻

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