「今だったらリラックスして弾けるのに〜💦」と後で思うこと…
今日は、私の師匠の発表会がありました🎹
去年に続き、今年も最後の演奏(トリ)を務めることになり、身が引き締まる思いでした。
今回の選曲は、リストの『愛の夢 第3番』。
誰もが一度は耳にしたことのある、有名なこの曲です。
実はこれまで、私は人からの評価が怖くて😵あえてあまり知られていない曲を選ぶことが多かったんです。
でも本当は、聴いてくださる方にとって、知っている曲の方が楽しんでもらえるのはわかっています。
もし自分がコンサートに行くとしたら、どんなに有名なピアニストであっても、知っている好きな曲目があるかどうかで決めますから…
そんな気持ちもあって、今回はあえてこの王道の曲を選びました。
でもその分、「うまく弾かなくちゃ」というプレッシャーは大きかったです。
しかもこの発表会では、私は毎年「暗譜で弾く!」と決めているのです💪
暗譜は私にとって一番の鬼門。
過去のトラウマもあり、どの発表会よりも緊張してしまいました💦
前日は不安から、懲りずにまたストピへ💦
蒲郡駅のストリートピアノにふらっと!
ちょうどお昼時間で、まあまあの人通りでした!
またしても汗だく💦💦💦
暑すぎでしょぉ〜‼︎
前日なのに、自分の納得いく演奏がなかなか弾けず、2回転コ-ス😅
手に痛みがあるのに、何やってんだか😓
そして本番!
本番ではまさかの冒頭で内声の音をミス😱
全く想定していなかった場所だったので、かなり動揺しました💦
「まずい…」と思いつつも、すぐさま気持ちを切り替えて演奏💦
以前の私なら、ミスした音をずっと気にしてしまい、音楽に集中する事ができずに演奏を終えてしまう事もありました。
でも今は、「今ココ!」に意識を戻すことが少しずつできるようになってきました。
ペダルの切れや細かな反省点はあるものの、止まらずに最後まで弾けたことは、今回の大きな収穫✨
演奏後は、「なんであんなに緊張しちゃったんだろう…」という思いが残りましたが、聴いてくださった方から「ミスなんて全然気づかなかったよ〜」と言ってもらえたのが、唯一の救いでした🍀
私は昔からとても緊張しやすいタイプなんです。
だからこそ、生徒さん達には、同じような思いをしてほしくないという気持ちがあります。
もちろん、生まれ持った気質もありますが「本番は強い心を育ててくれるもの」だと信じています。
だから、生徒さん達にいつも伝えています。「大丈夫。いつも通りのあなたでいいんだよ!」と。
練習で頑張ってきたことを本番の舞台で発表できたら、それだけで本当に凄いこと!
そう思ってレッスンをしています😊
10月、11月にもまた次の発表会が待っています。
次回は暗譜でなくてもいいと決めていますので心配が少ないです。
自分らしく、少しだけ楽しめるように、また一歩ずつ、歩いていけたらいいなと思っています。
…と言いつつ、まだ曲が決まってない〜🫨
発表会後は、気持ちを整えるようにいつものウォーキングへ。
空を見上げて、「ま、いっか!」「頑張った!頑張った!自分👏」と、無事に終わった事に安堵している私がいました😮💨
《写真は、『19時過ぎの西の空』》
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました💐