早いもので、今年もあと3週間余りとなりました🎄
先週からぐんと寒くなり、インフルエンザが猛威を奮っていますね〜😷
当教室では、ご家族のどなたかがインフルエンザになってしまった場合、生徒さん本人が元気で学校へ行けてもお休みいただく決まりとなっています。
お休みいただいた分のレッスン料を次月に充当できるシステムをとっていますので、安心してお休みできます(年3回まで)😊
最近、レッスンの中で「できそう」という気持ちの大切さを改めて感じる場面がありました。
習いたてのYちゃんが、学校で行われる伴奏オーディションに自分から立候補したのです👏
まだピアノを始めたばかりなのに、
“やってみたい” “できるかもしれない”
この気持ちの強さには驚きましたし、私もできる限りのサポートをしたいと思いました。
レッスンでは集中していて、気がつけば
「えっ、あと5分で終わり?」
と時計を見るほど。
もちろん難しいと感じる場面もありますが、諦めるのではなく「やってみよう!」と向かってくる姿勢がとても頼もしいのです。
最近は、ちょっと難しいことに直面すると、つい「むずい」「できない」「イヤだ!」と言ってしまう子が増えてきている中で、こうして自分から前に進もうとする姿勢を見せてくれるYちゃんに、私はとても感動しています。
「むずい」「できない」「イヤだ!」と自分の気持ちを言えるのは良いことではありますが、レッスンは『お家で練習してきたことを発表する場』でもあり『新しいことを学ぶ場』でもありますので、これらの言葉が続いてしまうと、せっかくの学びの時間がもったいなく感じることがあります😅
レッスンの受け方や学ぶ姿勢も、少しずつ一緒に育てていけたらと思っています🍀
Yちゃんには、弾きたい曲がたくさんあります!
ディズニー、ジブリ、勇気100%…。
トトロの左手の“下がっていく音形”を
「ここが弾いてて楽しい!」
と言ってくれたのが印象的でした✨
こういう
「ここが楽しい」
「なんか好き」
という実感は、上達に直結します。
最近は、教本と並行して、好きな曲の自分でできそうな部分を積極的に練習してきてくれています。
“好き”という気持ちがあると、子どもは自然と動き出すものですね 😊
もしお家でこんな習慣があると、挑戦心が育ちやすくなるかと思います。
1. 小さな「できた」を一緒に喜ぶ
2.「初めては難しくて当たり前」と伝える
3. 必要な時だけそっとサポートする
(関わりすぎず本人の力も尊重する、その“さじ加減”は本当に難しいのですが…)
なかなか練習してくれないお子さんを見ると
「練習しないならピアノやめなさい‼️」
と言いたくなるお気持ち、よく分かります。
大人でもやらなきゃいけないのわかっているけど「やりたくないなぁ〜」と思うことありませんか?
なおさら小さな子にとっては、練習の“最初の一歩”はとてもエネルギーがいります。
まずはこんな関わりを試してみてください。
🌷「この前の○○の曲、ママ(パパ)聞きたいな」と伝える
🌷ピアノのふたや教本をあらかじめ開いておく
🌷「先生なんて言ってたの?」と、宿題に興味を示す
ほんの一言の“聞きたい”が、子どもの「できそう」のスイッチになるかもしれません。
レッスンでも、知っている曲や弾きたい曲をよく取り入れています。
時には少し負荷のかかる課題に挑戦してもらうこともありますが、それは脳に「新しい回路」を作るためです。
0から1を作るのは一番エネルギーが必要ですが、だからこそ自分で「できそう」と思える気持ちを育てていけたらいいと思っています。
お家でも、車の中で音楽を流したり、アニメの主題歌でも何でも、音楽に触れる時間が多いほど興味は育っていきます。
(クラシックがおすすめですが、無理のない範囲で◎)
私は、子どもが
「あ、できそう!」
と感じた瞬間が好きです。
そこから挑戦が始まるからです!
日々の挑戦は、「できない」「むずい」「イヤだ!」で壁にぶつかることだらけ😣
でも、「できそう!」いう気持ちを持てるようになれば、必ず乗り越えていけます。
そしてその先には、できるようになる自分を楽しめる世界に出会えます。
その一歩が生まれるように、私はいつも「この子には今どんな声かけが必要だろう」と考え続けています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました💐