またまた、小学校での「得意なこと発表」でピアノを弾く生徒さんが2人います😊
3年生のKちゃんは、先週合格した曲と、昨年の発表会で弾いた曲を披露するそうです。
実はその合格した曲、途中で少しイヤになっていた曲でした。
左手の和声が変わるところ。
左は跳ねるのに、右はなめらかに。
頭をフル回転させないといけない部分です。
でも、レッスンを重ねるうちに弾けるようになり、無事合格!
「あれ?この曲好きじゃないって言ってなかった?」
と私が聞くと、
「弾けたら好きになった!☺️」
と、にっこり。
弾けるようになると、「楽しい!」や「好き!」に変わる。
私はその瞬間を見るのが、この仕事でいちばん嬉しい時間です。
そしてもう一人。
2年生のHちゃんも、学校の発表でピアノを弾くことになりました。
ピアノは2人までとのことで…
7人中2人に選ばれたそうです👏
発表曲は『カンカンダンス』。
一度合格した曲ですが、
「音がころばないように、もっと良くしたい!」
と、メトロノームでゆっくりのテンポから始め、2メモリずつ上げていく練習を提案しました。
合格したら終わりではなく、もう一度向き合う。
その姿がとても嬉しかったです✨
〜私の昔の話〜
中学1年生の頃、私はショパンが弾きたいと思っていました。
でも、自分から先生に言える状況ではありませんでした。
先生が持ってきた曲は、ショパン『ワルツ第11番』。
変ト長調、♭が6つ。
楽譜を見た瞬間、「えっ…💦」と思いました。
でも先生は言いました。
「黒鍵が多いほうが、意外と弾きやすいよ。」
家に帰り半信半疑で譜読みを始めると、
「あ、なるほど…」
と思えた瞬間がありました。
中間部までいけば、あとは再現部!
ゴールが見えたとき、やる気が生まれました。
辿々しくとも弾けるようになってきた頃、
「あれ?この曲、好きかも!」
最初は戸惑った曲が、いつの間にか好きになっていました。
今は楽譜も手に入りやすく、恵まれた時代です。
でも、選べることと好きになれることは同じではありません。
好きになるために必要なのは、
🌟弾けるようになっていく実感
🌟「できた!」という体験
です。
苦手だった曲が発表曲になることもあれば、
一度仕上げた曲をさらに磨こうとする姿もある。
どちらも、とても素敵なことです🌸
正直、食わず嫌いはもったいない!
最初は好きでなくてもいい。
でも…
「難しそう…」
ちょっと弾けないと
「ヤダぁ〜」
で終わってしまうのは、もったいないですね🍀
レッスンでは、一人ひとりに合わせた宿題の出し方をしています。
週1回のレッスン。
あとのお家練習時間をどう使うかで、進み方も、「好き」になる体験も変わります。
弾けるようになって、流れが生まれ、曲の色が見えてくる。
そのとき、
「なんか好きになってきた!」
が生まれます。
だから私は、
「イヤ」で投げない心を育てたいと思っています。
Kちゃん、Hちゃん。
学校の発表では、きっと自信を持って弾けると思います。
私は、
「ブラボー!だからね〜」
そう言って、送り出しました😊
最後までお読みくださり、ありがとうございました🌷