早いもので、いよいよ7月になりました🍉
発表会まで、あと1か月ちょっと💦
ここ数日で一気に蒸し暑くなり、学校でもエアコンが使われるようになりましたね。
体がまだ暑さに慣れていない時期ですので、熱中症には十分気を付けたい季節です。
さて、今年は数名のお母様から、こんなご質問をいただきました。
「家ではどれぐらいのテンポで練習したらいいですか?」
「本番ではどれぐらいの速さで弾きますか?」
「この曲はどれぐらいのテンポで弾く曲なんですか?」
このように、お家の方が曲やテンポに関心を持ってくださることを、とてもありがたく思っています。
最近はYouTubeで同じ曲のピアノ演奏を簡単に聴くことができます。
YouTubeにない曲は、私の演奏を録音してお送りすることもあります。
ただ、ぜひ一度、同じ曲を何人か違う人の演奏で聴き比べてみてください。
プロの演奏家でも、テンポや歌い方、間の取り方も少しずつ違います。
楽譜には、アレグロやモデラートなどの速度表記や、「♩=○○」というテンポの指定があります。
これは作曲者や編曲者が「このような速さや雰囲気で演奏してほしい」という大切な目安です。
でも実際の演奏では、その目安を大切にしながらも、それぞれの演奏者が音楽を考え、表現を工夫しています。
だから、10人が同じ曲を弾けば、10人とも違う演奏になります。
発表会では、「速く弾くこと」や「決まったテンポに合わせること」が目的ではありません。
お子さんが今の力で一番音楽が伝わる演奏になるように、
「このテンポなら気持ちよく弾けるかな。」
「最後まで安心して演奏できる速さはどのくらいかな。」
そんなことを考えながら、一人ひとりレッスンをしています。
もちろん、この先のレッスンでテンポが変わることもあります。
この曲はどんなテンポで歌う曲なのか、お子さん自身にも少しずつ理解してもらいたいと思っています。
テンポは私が一方的に決めるものではなく、「今の自分ならこの速さで一番いい演奏ができる」というところを、一緒に探していきたいと考えています。
レッスンでは、子どもたちからこんな言葉もよく聞きます。
「先生、ゆっくりだと余計弾けない!」
「速いほうが弾ける!」
確かに、速く弾くと気分がいいですよね😅
でも、ゆっくり弾いてみると、
「あれ?次の音なんだっけ。」
「ここで指が止まっちゃった。」
ということがよくあります。
実は、
ゆっくり弾けないものは、速くしても本当の意味ではまだ弾けていません。
そして、
片手で弾けないところは、両手でも本当に弾けているとは言えません。
ゆっくり練習したり、片手で音を確認したりする時間は、脳が指に動きを覚えさせるための大切な時間です。
その積み重ねが、本番で安心して演奏できる力につながっていきます。
また、「聞こえる」と「聴く」は違います👂
自分の音をよく聴いて、自分で考える力が少しずつ育ってきたんだな〜と感じた【小2Oちゃん】のレッスン風景です♪
↓
発表会まで、レッスン回数でいうと残り4~5回ほどです。
この時期は暗譜を進めながら、
・ミスしても気にせず音楽の流れを止めない力
・止まってしまった時の戻り方
・どこからでも弾ける力
・入退場
・本番を想定した練習
なども取り入れていきます。
また、お子さんによっては、楽譜どおりの強弱やテンポ、ペダルの位置などを、そのままにしない場合もあります。
例えば、
音をしっかり響かせてから次の場面へ進んでほしい時にはフェルマータを入れたり、
まだ小さい音をきれいに響かせることが難しいお子さんには、あえてピアニッシモではなく、ホールに届く音で弾いてもらったり、
ペダルも、音をまだ十分に聴き分けられないうちは、あえて減らすこともあります。
それは楽譜を軽く考えているからではありません。
その子が今の力で、一番音楽が伝わる演奏になるように、一緒に音楽を作っているからです🍀
最後に、小5Zくんと、小4Yちゃんの連弾の様子を、少しだけご紹介します✨
ショート版になりますので、続きはぜひ発表会当日を楽しみにしていてください♪